- 離乳食の食パン、いつからどう食べさせるの?
- 市販の食パンはどれを選んだらいい?
- 食べさせる量が分からない…
このようにお悩みではありませんか?
離乳食を始めると食パンについて悩む方は多いはずです。
というのもわたし自身、離乳食の本をいくつか見たときに食パンについて事細かに書かれているものに出会えず、食パンの進め方に困りました。
この記事では、
- 離乳食の食パンは何g食べさせたらいい?
- 市販の食パンの選び方と注意点
- 市販の食パンのおすすめメーカーと種類
- 食パンの保存方法
など離乳食の食パンを始める前に”知っていると便利なこと”をまとめました。
Contents
離乳食の食パンはいつから食べさせる?
離乳食の食パンは、いつから食べさせることができるのでしょうか。
食パンを食べさせ始めるタイミング
食パンは、おかゆや野菜に慣れた離乳食を開始して1ヶ月ほど経った離乳食初期の後半から食べさせることができます。
- 生後5ヶ月で離乳食を始めた場合は生後6ヶ月
- 生後6ヶ月で離乳食を始めた場合は生後7ヶ月
が離乳食の食パンを始める目安です。
食パンははじめそのまま食べさせることができないため、パン粥にして食べさせることから始めます。
パン粥の作り方
パン粥はお湯または牛乳を使って作ります。
- 食パンの耳を切る
- 食パンを細かくちぎる
- お湯または牛乳をかけてヒタヒタにする
これで完成です。
このようにパン粥は簡単に作ることができます。
食パンは初めての手づかみ食べにおすすめ!
離乳食後期(9〜11ヵ月ごろ)になると、手づかみ食べの練習を始める方が多いです。
手づかみ食べにピッタリの食材といえば、食パン!
食パンをスティック状にカットすると、つかみやすくて食べやすいですよ。
離乳食の食パンの進め方!食べさせる量は何g?
離乳食の食パンを始めるときに悩むのが、食べさせる量ですよね。
離乳食初期から離乳食完了期までの食パンの量の目安
期間 | 量(g) | パン8枚切りでの量 |
離乳食初期 | 10g〜25g | 1/4枚〜半分 |
離乳食中期 | 25g〜40g | 半分〜4/5枚 |
離乳食後期 | 30g〜50g | 2/3枚〜1枚 |
離乳食完了期 | 50g〜60g | 1枚〜1枚と1/5枚 |
離乳食初期(6ヵ月ごろ)
まずは小さじ1から始め、小さじ2、小さじ3と増やしていきます。
小麦アレルギーの心配があるため、かかりつけの病院が空いている日に開始するようにしてくださいね。
徐々に量を増やしていき最終的には10g〜25g(パン8枚切りで1/4枚〜半分)が目安です。
離乳食初期はパン粥にして食べさせましょう。
離乳食中期(7〜8ヵ月ごろ)
25g〜40g(パン8枚切りで半分〜4/5枚)が目安です。
初期と同じくパン粥にして食べさせましょう。
おかゆや野菜と同じように、パンの大きさを少し大きくちぎったものにチャレンジしてみてくださいね。
離乳食後期(9〜11ヵ月ごろ)
30g〜50g(パン8枚切りで2/3枚〜1枚)が目安です。
お子さんの”自分で食べたい”様子が見られたら、スティック状にして手づかみ食べを始めてみましょう。
離乳食完了期(1歳〜1歳半ごろ)
50g〜60g(パン8枚切りで1枚〜1枚と1/5枚)が目安です。
スティック状にしたり、半分に切ったサイズの食パンで手づかみ食べの練習をしても◎。
離乳食の食パンの選び方と注意点
離乳食の食パンを始める前に悩むのが、どんな基準で食パンを選ぶかではないでしょうか。
離乳食の食パンの選び方と注意点について解説していきますね。
食パンの原材料
市販の食パンには主に下記の原材料が含まれています。
- 小麦粉
- 砂糖
- マーガリン
- パン酵母
- 食塩
- 米粉
- 醸造酢
- 発酵種
- 脱脂粉乳
- 植物油脂
- 乳化剤
- イーストフード
- ショートニング
- 発酵風味料
- ビタミンC
たくさんのものが入っているなんて、不安になりますよね。
でも大丈夫!
原材料が少ない市販の食パンも販売されています。
離乳食の食パンは何がいい?おすすめメーカーと種類
原材料が少ない市販の食パン、それはパスコの「超熟」です!
- 小麦粉(国内製造)
- 砂糖
- バター入りマーガリン
- パン酵母
- 食塩
- 米粉
- 醸造酢
※一部に小麦・乳成分を含みます。
超熟には、植物油脂や乳化剤、イーストフードが一切含まれておらず、赤ちゃんにおすすめの食パンなんです。
離乳食の食パンは冷凍できる?
離乳食の食パン、初期は食べさせる量が少なく余ることがあるかもしれません。
そんなときは冷凍保存しておくのがいいですよ。
食パンの保存方法
- 食パンの耳を切る
- 時期に合わせた量に切る
- サランラップでつつむ
- 保存袋に入れて冷凍庫に入れる
食パンを冷凍した場合の日持ち
冷凍した食パンは、保存期間1ヶ月が限度とされています。
しかし赤ちゃんが食べるものなので、1〜2週間以内に食べきるようにしましょう!
食パンは自然解凍がおすすめ!
冷凍した食パンは自然解凍がいちばん美味しく食べられます。
食べさせる前日の夜に、冷蔵庫に移して自然解凍させましょう。
食パンを冷凍したまま電子レンジで解凍する方法
自然解凍するにこしたことはありませんが、忘れてしまう日もあるでしょう。
そんなときは下記の方法ですぐに解凍することができます。
- 電子レンジで600w20秒温める
- オーブントースターで1分弱温める
冷凍された食パンもこの方法なら簡単に解凍できますよ。
うちでも自然解凍を忘れてしまったときは電子レンジで解凍しています。
離乳食初期は食べさせる量も少ないので、冷凍保存をうまく活用していきたいですね。
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